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論文掲載のお知らせ:オーバーヘッドアスリートの外傷性肩関節前方不安定症に対する鏡視下バンカート修復術の手技

2024-06-18

お知らせ

2024年6月に当院副院長の光井康博医師が執筆した論文が、海外雑誌『Arthroscopy Techniques』に掲載されました。

この論文は、外傷性肩関節前方不安定症に対する鏡視下バンカート修復術(ABR)について述べており、特にオーバーヘッドアスリートの利き手側に対する手技のポイントを紹介しています。

ABRは肩の安定性を回復させるための主要な手術ですが、術後に外旋制限が生じることがあります。
野球などオーバーヘッドアスリートにとっては、肩の安定性とともに、外転外旋可動域を術後に再獲得することが競技復帰の鍵となります。
この論文では、過緊張な修復を避けるために、投球動作に類似した肢位による縫合位置の動的評価を術中に行う手法を詳述しています。

論文はフリーアクセスですので、多くの方にご覧いただけます。
以下のURLから論文をご覧ください。

https://www.arthroscopytechniques.org/article/S2212-6287(24)00186-5/fulltext

皆様のご参考になれば幸いです。